養父市は、平成16年(2004)4月1日、兵庫県養父郡の八鹿町・養父町・大屋町および関宮町の4町が合併して成立しました。
兵庫県北部の但馬地域の中央に位置し、市の東部を一級河川円山川が南東から北東の方向に流れ、その支流の八木川に沿って八鹿、関宮地域が、大屋川に沿って養父、大屋地域が位置しています。
西部には県下最高峰の氷ノ山や鉢伏山、ハチ高原、若杉高原が、北部には妙見山がそびえるなど、雄大で美しい自然に囲まれているのも特徴です。
北近畿豊岡自動車道が平成24年11月に『八鹿氷ノ山IC』まで開通し、神戸から車で2時間以内、大阪から約2時間の距離になりました。
それにより、養父市へのアクセスはしやすくなり、氷ノ山・鉢伏などの一帯の古くから拓かれたスキー場は、京阪神や中国四国圏におけるスキー・スノーボードなどアウトドアスポーツや合宿活動の拠点となっています。
気候は、日本海側特有の多雨多湿で、冬季は大陸からの季節風が強く積雪も多い地域ですが、四季の移り変わりを感じながら田舎暮らしを満喫することができます。
また、養父市では平成26年5月1日に国家戦略特区(農業特区)の指定を受け、中山間地域での農業の振興及び6次産業化の推進により、地域の経済の活性化を図っています。